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2009年4月三芳野神社・初雁の杉 [川越観光]

2009年4月三芳野神社
2009年4月三芳野神社.jpg
三芳野神社には、川越城七不思議のうちふたつの話の舞台となっている。

ひとつめ。「初雁の杉」
初雁が毎年必ず、とある杉の上で3声鳴きながら3度回って飛び去ったという。
川越城の別名は初雁城。その由来となった伝説。

2代目初雁の杉の碑と、3代目初雁の杉。
2009年4月初雁の杉.jpg
白い立て看板の右後にある小さい木が、3代目初雁の杉。
初代と2代目は枯れちゃったとか。

そして2枚目写真の杉の右奥、石垣みたいなもの。井戸跡のような。

そこでふたつめの伝説。

「天神洗足の井水」
太田道灌が川越城の堀の水源を探していたら、初雁の杉近くの井水で足を洗っていた老人が、水源地を教えてくれたという。道灌はその老人が三芳野天神の化身だったのではないかと考え、その井戸水を「天神洗足の井水」と名づけた。

もしかしてそれがコレ?!
2009年4月芳野神社裏.jpg
うーん、そんなわけないか。なら案内板のひとつもあるだろうし。
老人が足を浸していたのは井戸でなく湧き水らしいし。

新井博著「川越の民話と伝説」によると、この伝説の候補地は三芳野天神付近の他にも2つあるそうだ。清水門あたりと、八幡曲輪あたりとか。

川越市民歴もうすぐ半年。前の住処に未練がないわけじゃないが、この土地で暮らすのは楽しい。
そこかしこに伝説がいっぱいの、某ランドより楽しい夢の国。



本当におもしろい本なんだけど、残念ながら絶版。
再販しないかな。

川越の民話と伝説

川越の民話と伝説

  • 作者: 新井 博
  • 出版社/メーカー: 有峰書店新社
  • 発売日: 1990/04
  • メディア: 単行本

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