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2010年1月川越城中ノ門堀跡 [川越観光]

2010年1月撮影。整備工事中の川越城中ノ門堀跡。
100117川越城中ノ門堀跡1.jpg
いつの間にやら、本格的な整備が始まっていた。

長い間埋もれていた部分が。
100117川越城中ノ門堀跡2.jpg
貴重な遺構。堀のカタチが残る場所は、ここが唯一。

2009年10月末撮影、中ノ門堀跡。
091030川越城中ノ門堀跡.jpg

2009年3月末撮影。
090329川越城中ノ門堀跡.jpg
中は草ボウボウのままの方が、堀跡っぽくて良かったかも。

手元の資料には、この堀跡の古い写真が掲載されている。
その写真には、辛うじて窪んだ場所であるのが判るほど、もこもこと草木が生えている様子が写っている。
いつ撮影とは明記されていないが、1995年発行の本なので、その頃あるいはそれ以前のものだろう。

この堀跡、つい最近発見されたというわけでもないのだ。

近隣に市役所、商店、学校等がある住宅地。
よく何も建てられずに、今まで残っていたものだと思う。


説明板。
100117川越城中ノ門堀跡説明板3.jpg

左のイラスト:上が堀跡入口イメージ図、下が堀跡整備イメージ図。
100117川越城中ノ門堀跡説明板1.jpg
右の文章:この堀跡に関する簡単な解説。
「この堀跡は、城の西大手門から本丸方面に向かう道を屈曲させ、敵の直進を妨げる為に作られた防御施設です。」

地図の赤い部分が、この堀跡の位置。
100117川越城中ノ門堀跡説明板2.jpg

堀があった時代の屈曲した道筋も、一部残っているのが判る。
川越城堀跡の位置.jpg
川越城本丸御殿修復工事、仮囲のグラフィックシートの地図から。

工事は平成22年3月12日まで。
100117川越城中ノ門堀跡3.jpg
2010年春オープン(予定)。




手元の資料。絶版。運良く古書を定価以下で入手。
わが町川越歴史散歩―小江戸の残照

わが町川越歴史散歩―小江戸の残照

  • 作者: 小泉 功
  • 出版社/メーカー: ルック
  • 発売日: 1995/01
  • メディア: 単行本
普通の観光ガイドにはない記述多数。
あとがきによると、同書は1981年10月~1994年8月まで「川越朝日」に連載したものの中から抜粋、加筆訂正したものだそうだ。
連載分全部読みたい。ぜひ出版して欲しい。

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